ももこのおたすけ保存ばこ

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三段階カレー

仕事のある日はいつも眠い。しかも、グッタリしている。基本はガサツなくせに、変なところで気にしぃが出てくるため、「まぁなんとかなるか」の部分と「やばい、これほんとやばい」の部分が量極端すぎて、何よりも自分に自分が疲れる。

こんなときは、食材を買い集め、せっせとカレーを作ってもりもりたべよう。という気分になるが、それが行動になるには日時を要する。

 

おととい、スーパーできのこを4種類、トマトの缶詰めを買って帰った。玉ねぎやにんにく、ショウガ、カレースパイスとひき肉は自宅にあるので、これですぐカレーを作ることができる。

が、しかし家に帰るとやる気がなくなり、その日はカップラーメンともずくとトマトをパッと用意してささっとたべて寝た。玉ねぎを刻んだり炒めたりするのも面倒だが、まずはきょう買ってきたきのこ類を冷蔵庫にいれる作業でパワーを使いきってしまった。

そして昨日。お仕事がわりともりもりだった。上司からの華麗なる丸投げをくらったり、他社とのメールに★マークつかって親しみを込めてみたら完全スルーされたり、エクセルのショートカットキーを毎回忘れて調べるためぜんぜんショートカットにならずむしろ超遠回りになってしまったり、なんかもう仕事ではいろんなことが起こって気疲れするのである。

その結果、御茶ノ水でおいしいカレーをたべて帰った。超おいしかった。

帰宅して、きょ、きょうこそはカレーを…と意気込み、お風呂に湯をためているあいだにショウガとにんにくと玉ねぎを刻み倒し、クミンシードとバキバキ炒める。玉ねぎも加えてさらにジャキジャキ炒める。きのこ4パック(しめじ、舞茸、エリンギ、霜降り平茸)を開封し、いらないとこを切り落とし、ほぐしまくる。ふう、きょうはここまでにしてやろう。鍋のなかでは玉ねぎとスパイスのみなさんがほんのり茶色になりジュワジュワしている。よし、続きは明日だ。

そして本日。帰ったら鍋に火をつけトマトときのことひき肉を加え、カレースパイスをいれて水と共に煮込めばカレーがたべられる。

私の気力さえ残っていれば。

煮込みに3日かけるデミグラスソースならわかるが、三段論法のアリストテレスもびっくりな私の三段階カレーであった。